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2010/02/20(土) 七つ道具




司法書士の登記の仕事に必須のアイテムとしてアイロンを購入しました。
何に使うと思います?
不動産の登記では、従来名義変更すると権利証を発行していましたが、4、5年前からこの権利証は発行されず、名義をもった方に登記識別情報といういわゆる暗証番号を配り始めました。
権利証は、土地の売買などで売主から預ってそれを法務局に提出する大切な書類でしたが、今は先の登記識別情報を法務局に提供して手続をすることになっています。
この登記識別情報をはじめに貰う時には専用の通知書に目隠しシールが張られた状態で交付されます。

ところで昨年のある時期に発行された識別情報のシールが剥がれにくくなっており、無理にはがすと識別情報通知の用紙が破損するという注意が公に発表されました。

当事務所も昨年秋のある日、くだんの識別情報に出くわしました。
そして、すぐさまスタッフが冷静に対応し、向いのヤマダ電気にアイロンを買いに走り、法務局の教えのとおり当て布を当てて熱を加えて無事にシールをはがすことに成功しました。

□目隠しシールがきれいにはがれなかった識別情報通知。

□カバンにも入る大きさのアイロン。今後の決済にはアイロン持参が常識?

2010/02/14(日) 閖上






今日も休日の契約に立ち会うため、仙台市に隣接する名取市の銀行に車で向かいました。
少し時間に余裕があったので、名取市の閖上港に立ち寄ってみました。
閖上という漢字の地名は、地元の人以外に読める人はあまりいないでしょう。
私は、この「ゆりあげ」という音がとても好きです。
仙台市を流れる広瀬川は、下流で名取川に合流し名前を消します。その名取川の河口の南側の広浦という入江の岸の集落を閖上と言います。

□名取川の河口近くの土手道には、風情のある松並木があります。

□土手を振り返れば、仙台の大念寺山の電波塔と泉ケ岳のゲレンデが望めました

□閖上港に並んだ漁船。閖上の赤貝は有名です。

2010/02/10(水) 違法合筆
今朝の新聞に、国土調査で別の地目同士を合筆して登記していた旨の記事が載った。
国土調査法に基づく土地の調査(地積調査)では、1筆の土地ごとに所有者、地番、地目を調査し、面積(地積)、境界(筆界)を調査するが、そのとき隣接する土地が同じ字名の地区内で同じ地目であれば、合筆することができる。他方、地目が違う土地同士は、合筆ができない。
冒頭の記事は、法律で認めていない登記を行政がやったことを問題にしているのですが、私も仕事上お役所のこのような杜撰な処理を目にすることがあります。
・土地改良事業などで代位の相続登記の時、安易に相続人から相続分不存在証明書を集めて、後継者に名義変更している例
・道路の買収などで、土地所有者が設定した銀行の抵当権などを抹消しないで自治体の名義にしている例
等があります。


2010/02/06(土) 真冬日




今日は本当に寒い土曜日です。
午後から司法書士会の研修があるのですが、
風邪気味なので休むことにしました。

今年の冬は雪が少なく、過ごしやすいのですが、
2、3週間おきに寒波がやってきて、
その度に真の寒さに慄いています。


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