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杜の都の朝イチBlog

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2008/10/31(金) 10月の出来事




今月も時間があったという間に過ぎてゆきましたが、世間では世界金融危機や犯罪、政治の混乱の話ばかりがぎわっていて、ノーベル賞や文化勲章受章者の発表の話は束の間の寿命です。
当事務所の10月の仕事では次のような話題がありました。
☆何カ月もかけて調整が図られてきたシンジケートローンがようやく実行され、そのための抵当権設定を行いました。☆証券化されていた不動産の取引で、受益者変更をして信託終了させるという手続を行いましたが、これも関係者の調整に苦労しました。☆医療法人の定款変更等の手続で県とのうち合わせに時間がかりました。☆不動産会社が金融商品取引の資格を取得するための手続に行政書士部門で関与していますが、11月には完了する予定です。☆後見開始申立、保佐開始申立など家庭裁判所に対し3件の申し立てを行いました。☆今日、数十億円の不動産の決済で、東京まで行き登記書類を回収してきました。

■おめでとう滝澤さん。

■当事務所の法人担当チーム。立花司法書士(左)のもと新人の大崎君が頑張っています。来月は、設立、合併、株式交換など複雑な事案が控えています。

2008/10/26(日) TAKE TEN ×2


私はポールデスモンドの演奏が大好きで、長らくスカイラークというアルバムのTEKE・TENがお気に入りでしたが、昨日新星堂に入った別バージョンのTAKE・TENが入っているアルバムを購入しました。それで、へ〜と思ってしまった。私がこれまで聞いていた方の演奏は、今回購入したものより後に録音されたものであり、今回の演奏に比べると、洗練されているというか癖がない。逆にいえば今回のTEKE・TENNは、少し脂っぽく、不純であるが、それが実際に演奏されていた形に近いのではないかと思えてくる。時代を感じさせ純化されない生の臭みと熱っぽさを感じさせる演奏なのです。こういった発見が、私にとっては貴重な音楽体験となるのです。

2008/10/26(日) 深夜のコンサート
今日未明と言っても午前2時ごろ目を覚まし、眠くないのでリビングのTVのスイッチを入れたところラトルが指揮をするベルリンフィルのロシアでのコンサートをやっていた。曲目はBeethovenの第7番。私は、ラトルの印象はあまりこれまでよいものではなかったが、しかし、映像で見るのは今回が初めて。7番は、我が家のおなじみの曲でもあり、時々コンマスの安永さんや主席ビオラ奏者の清水さん、それにフルートのパユの顔が頻繁に映し出される映像に興味を持って見ていたら、すぐにかつて聞いた事のないハーモニーと音楽の歌わせ方に私の耳の感覚が囚われ、最後まで聴いてしまった。すべては何という音楽の作り方! 驚きの体験! Bの音楽を抽象的な記号にでも置き換えて、色彩豊かに並べ替えながら、全体として魅力ある音楽に統率されているこの演奏に、何か今までに経験した事のない興奮と戸惑いを感じてしまった。今回の経験は、私にとってラトルとの原初的体験になるに違いない。
……一人ごとで済みません。

2008/10/19(日) 登記メモ:抵当権の代位弁済による移転登記






仕事をしていると、時々困難な問題に当たることがあります。そのようなとき後日のために資料を残すようにしていますが、時間がたつとそのような問題自体が存在したことを忘れてしまいますので、自分のためにブログにメモを残してはどうかと思い立ちました。一般の方には、意味が判らないかもしれませんが、そのような趣旨ですので、私の1人ごとと思って気に留めないでください。

数回の代位弁済による抵当権の移転登記。登記研究の質疑応答では一括の申請はみとめない見解を出していますが、今回仙台法務局に紹介したら、最終弁済日の1件申請でよい旨の回答を得ました。本件は、平成15年から20年5月まで五十数回にわたり保証人が代位弁済したケースです。もし、途中で抵当不動産について第三取得者が登記をしたとすれば、民法501条第1項第1号により、その第三取得者の登記がされる以前に行われた代位弁済分については、代位による抵当権の移転登記ができません。にもかかわらず、最終返済日を代位弁済の日として登記することにより代位弁済した総額について抵当権の移転登記が出来てしまいます。・・・代位の実体的な法律関係は、登記とは別に考えれば良いということでしょうか。
(契約書に、保証人は、債務者が債権者に対して債務を完済しないうちは、代位による権利を行使できないという約条があっても、代位権は各弁済ごとに発生していると思います。)

■八木山方面(大念寺山より) 10/19

■仙台駅方面(愛宕山より) 10/19

■広瀬川(愛宕大橋より) 10/19


2008/10/13(月) フォトダイアリー






■広瀬川遊歩道

■広瀬川

■紫式部

2008/10/13(月) フォトダイアリー






■SS30

■東北大学 薄の茂る建物

■広瀬川遊歩道

2008/10/13(月) いも煮会






秋保「天守閣自然公園」内の河原でいも煮会を行いました。



2008/10/12(日) 9月の出来事






お盆が過ぎたころから仙台は雨の日が多くなり、昨年のような残暑を経験せずに夏が過ぎてゆきましたが、9月は天候&健康がアンバランスになりがちなので健康管理に注意して過ごしていました(もっぱら睡眠時間を多くとるように)。天気の方は9月中旬から急に気温が下がり朝夕は肌寒く感じるようになりましたね。
個人的には、9月は研修関連の行事が多く、9/20〜21は、全国の司法書士を対象とした専門分野研修が仙台で開催され、私は「相続財産管理」分野の研修に参加受講しました。
9/26は、今度は講師として東北六県の法人会の事務職員研修で3時間ほど公益法人制度改革に伴う定款変更対応等について講義をしました。
9/27は、第108回けやき研究会の合宿研修が宮城蔵王のホテル開催され、公認会計士の内田貴和先生と私が発表しました。
ついでに、10/2、3は、東京で全国公益法人協会主催の研修会を受講してきました。

通常の業務の方は、9月は半期の締めということもあり、不動産登記関係の業務が多くなり、特に金融機関の担保設定等の依頼を多くこなしました。
そんな仕事の中に債権譲渡登記というものがありました。依頼日の翌日には手続きをして欲しい、必要書類は翌日の午前に揃うという緊急な日程でしたが、この債権譲渡登記は日本全国で唯一東京中野にある東京法務局民事行政部債権登録課が窓口となっていますので、当日午後1時過ぎの新幹線で仙台を立ち、4時頃法務局に到着して申請し、4時半ころ登記済みの書類を受領し、6時前の東京発の新幹線で戻って来るというあわただしい仕事でした。この手続きも現在不動産登記等で行われている半ライン申請にして貰えると出張せずに済むので非常に助かるのですが、そうはならないのでしょうか。

その他にも不動産の売主の方が、統合失調症で入院してるような登記の決済や後見人を選任する必要性のある取引など、本人の意思確認についての専門家としての判断と責任が重要な仕事が多かったように思います。

今後も研修参加や研修会の講師を勤めたり、のんびりとする暇がありませんが、そろそろ年末の業務も段取りもしながら事務所の運営を組み立てていかなければならない時期となりました。

■9/30送別会 大石さん4年間ありがとう。
■10/5散歩 五橋界隈・東側(写真右側)旧JT跡に高層マンションが建って道路が狭く見えるようになりました。その手前はNTT。むかし五橋界隈は、旧国鉄・専売公社・電電公社が集まっていました。
■10/5散歩 榴ヶ岡の銀行前。いたるところで金木犀の甘い香りに出会います。

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